【さよなら】駅コンビニ「アンスリー」、3月で閉店へ…27年の歴史に幕

【さよなら】駅コンビニ「アンスリー」、3月で閉店へ…27年の歴史に幕

2024年3月12日をもって、駅コンビニであった「アンスリー」が消滅することになりました。

最後の店舗は、京阪京橋駅、ホーム上の店舗になるようです。

アンスリーの閉店自体は以前もお伝えしていましたが、具体的な閉鎖日が報じられ、いよいよその時が…やってくるようです。

 

アンスリーの経緯

アンスリーは、1997年に京阪・南海・阪神の3事業者で誕生。「AN」を持つ会社が運営していたことから、アンが3つで「アンスリー」というのが名前の由来でした。

1号店は京阪樟葉店、その後南海難波店や阪神へ徐々に進出してきていました。

しかしながら、阪神と阪急の経営統合後(2009年)に、まず阪神がアンスリー連合から離脱して阪急系のコンビニ「アズナス」へ鞍替え

その後は京阪・南海の2事業者で推移するものの、大手コンビニが鉄道事業者とのタッグを組んで駅ナカに展開しだしたことで、徐々に劣勢となっていきました。

2012年…大阪市交通局が「ファミリーマート」「ポプラ」と提携開始、SUBSTAから転換
2013年…近鉄が「ファミリーマート」と提携開始、K PLATから転換
2014年…JR西日本が「セブンイレブン」と提携開始、kiosk・heart-inを転換
2021年…阪急阪神が「ローソン」と提携開始、asnusを転換

その後、2021年から京阪が「もより市」へと業態転換を図り始め、南海電鉄もセブンイレブンとのフランチャイズ契約を行い、2023年にアンスリーから撤退。

残るアンスリーの店舗は京阪電鉄内のみの4店舗となっています。

 

残る4店舗は「京橋片町口店、渡辺橋店、京橋ホーム大阪方店、淀競馬場前店」ですが、淀競馬場前店は休業中で、実質残りは3店舗です。

このうち京橋ホーム大阪方店は「もより市」への業態転換中で、3月12日にクローズ、3月18日に再オープン予定です。

 


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関連リンク

【悲報】京阪から「アンスリー」が撤退決定。実質「アンワン」になってしまう

【悲報】アンスリーが25年の歴史に幕。南海がセブイレと提携

【関西】鉄道コンビニの歴史まとめ

参考文献

京阪ザ・ストア「駅ナカ新業態店舗 食の商店「もより市」「もより市 丹波橋駅」「もより市 京橋駅ホーム」の開業について~全 19 店舗の業態転換が完了~

読売新聞「関西私鉄系コンビニ「アンスリー」、3月12日で27年の歴史に幕…攻勢強める大手に対抗難しく

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