近畿日本鉄道は、2024年3月16日から施行される新しいダイヤの詳細を発表しました。
これによると、従来運転されてきたレア運用である「さくらライナー」の重連運用と、2021年から設定された「下市口行き」が消滅するようです…。
さくらライナー重連
南大阪線の朝ラッシュ名物として運行されていたのが、さくらライナー同士の重連運転です。古市を7:55に出発し、大阪阿部野橋へ8:14に到着するダイヤが組まれています。
1日1本の片方向(大阪阿部野橋行き)だけ、南大阪線を象徴する特急同士の連結運転とあって、ファンには親しまれてきました。
新ダイヤでは、7:23の時点で2本のさくらライナーがそれぞれ大阪阿部野橋・吉野に分散していることから、重連運転が消滅していることがわかります。
確認できる限りでは2000年頃には既に設定されていたことから、20年以上に渡って運用されてきた名列車でもあります。
かくいう私も以前何日か割いて、しっかりと腰を据えて撮影してきたばかりです。
これはちょっとつらいですねぇ…。
下市口行き
下市口行き特急は2021年に誕生。毎日夜1本だけ運行されています。
吉野特急は大阪阿部野橋⇔吉野・橿原神宮前間が基本運用の中、途中の下市口駅で終わるという中途半端さがファンの関心を呼び、話題となりました。
こちらはダイヤ変更後も同時刻発(22:40)列車として残りはするものの、橿原神宮前行きへ短縮されることになります。
関連リンク
参考文献
近畿日本鉄道「変更後のダイヤ」
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