【夢の跡…】スペイン村ルートから外された近鉄「志摩磯部駅」に行ってきました

【夢の跡…】スペイン村ルートから外された近鉄「志摩磯部駅」に行ってきました

かつて、志摩スペイン村・パルケエスパーニャの最寄り駅として機能した近鉄の志摩磯部駅。

たまたまこっちの方に用があったので、少し足を伸ばして志摩市にあるこの駅まで行ってきました。

 

ゴースト駅に…

駅舎は随所にこだわりが詰まった、実に華やかな作りです。

志摩スペイン村・パルケエスパーニャの開業にあわせて1994年にリニューアルが図られ、スペインのアンダルシア地方をイメージした駅舎が新設されました。

パルケエスパーニャへアクセスは、駅からその気分を味わえるものだったようですね。

ここまでこだわって作ったのになぁ…。

駅舎の時計は維持費削減の為か、針が撤去されていました。悲しい…。

志摩磯部駅は、1997年時点で1日2,131名の乗車人員(平均値)がありましたが、2024年にはわずか331人と1/7程度にまで激減しています。

とはいえこの周辺ではそこそこの乗客数がいる方で、隣の上之郷駅は33人、穴川駅は19人。
ターミナルの賢島で627人、鵜方で837人となっています。

 

駅前の様子。小さなロータリーがある他、右手に見える建物(銀行)もどことなく洋風建築を感じるデザインですね。やっぱり一体的にあわせて整備したんでしょうか。

駅には、リニューアルが完成した年である「1994」のプレートがはめ込まれていました。

プレートの華やかさと反するような駅の廃れ具合に無常を感じます…

駅舎へ登る階段は謎の建築物で挟まれてどことなく狭苦しい感じでした。

おそらくこれ、利用者が激減して不要となったエスカレーターが埋められてるものと思われます。

一方、エレベーターはまだ動いていて、そこへ連なる道はどことなくおしゃれな雰囲気です。

駅舎の中はこんな感じ。外だけでなく中の意匠にもこだわりがみられます。

ちなみにこの駅で用いられているレンガは全てスペインから直接輸入しているものなのだそうです。ここまでこだわっていてこれかぁ……

改札口付近にはステンドグラスがはめ込まれてドーム形状になっていました。いい建築ですね

駅構内改札口の様子。

2020年に訪問されているPass-caseさんのサイトを見ると、ソラリー式の発車標があったようですが、2024年現在では既に撤去されていました。

駅構内の様子。ここからだと見えづらいですがホームは2面3線式で、上下線の他に賢島方面への折り返し線が用意されています。

駅東側の様子。たくさんの駐列場が、往時の賑いを偲ばせますねぇ…。

ちょうど2両編成の伊勢中川行き各駅停車が出発していきました。

 

現在は鵜方から

ちなみに、現在はより賢島駅に近い鵜方駅からのアクセス(バスで13分)が公式ルートとなっています。

この近辺では一番大きな駅ですが、外観デザインは至って普通の駅で、非日常感というかワクワク感が全くありませんね…。

 

ということで、簡単な志摩磯部駅の様子をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

今回最大の疑問である「何故アクセス駅が志摩磯部から鵜方に移ったのか」は、また別の記事でご紹介しようと思います。

 

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