【速報】新型「やくもブロンズ」273系、ついに登場!

【速報】新型「やくもブロンズ」273系、ついに登場!

以前からお伝えしていた新型の特急「やくもブロンズ」用の273系。

2023年10月25日、ついに近畿車輌から出場(出荷)され、吹田方面へと走り去って行きました!

出雲〜岡山間を結ぶ特急「やくも」用に使用される、40年ぶりの新車となります。

東大阪市から速報でお伝えします!

 

4+4で出場

車体はオーソドックスな特急スタイル。はるか用の271系と似たスタイリングですね。

ヘッドライトは先代の381系「やくも」を意識したという縦2灯スタイル。

デザインを担当した川西さんからは、以下のような言及があります。

やくも号のデザインは、JR西日本伝統の特急車体をベースに、沿線の地域性とお客様ニーズを客観的に反映させたものです。
ただし、前照灯の縦目は往年の国鉄型特急、前部肩の雲マークは蒸気機関車のハレの姿をオマージュして、窓周りのクリーム色で固めたあたりは、川西なりの主観的な味付けです。

出典:川西氏のXアカウントより

イメージリリースよりも可愛らしい印象で、どことなく愛嬌が出ています。その色や形から煮卵なんて愛称も一部で付けられています(笑)

先頭部にはこれまで用いられていた「やくも」の書体をそのまま用い、直接車体へ描かれました。

様々な特急として使用されるが故に汎用性が必要だった381系とは、また異なる形での愛称掲出となります。

今回の出場は2編成同時に行われました。4+4で組成が組まれています。

形式番号は「Y」となるようです。やくも(Yakumo)から来ているのでしょうか…

集電装置は主流のシングルアームパンタグラフを搭載。国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式」を導入しています。

屋根上まわりは比較的スッキリとしたデザインですね。

そのまま吹田方面へと出発し、午後からは湖西線内で試運転を行っているようです。

 

273系の概要

・車両形式 :273系(直流)
・投入車両数:44 両(4 両×11 編成)
・導入費用:160億円
・運行区間:岡山駅~出雲市駅(特急やくも)

・車両事項
防犯カメラの設置による車内セキュリティ向上
車体の衝突安全対策、機器の二重系化等
・新たに開発・実用化した、国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式」による乗り心地の向上
(車上の曲線データと走行地点のデータを連続して照合し、適切なタイミングで車体を傾斜させるもの)
(JR西日本、鉄道総合技術研究所、川崎車両の共同開発)
・座席間隔の拡大、座り心地を改善した座席の採用
・空気清浄機の搭載、抗菌・抗ウイルス加工による安心した車内環境づくり

・車内について
車椅子スペースの拡大、多目的室の設置など幅広いご利用層を意識した設備の充実
車内 Wi-Fi、全席コンセント、大型荷物スペース設置
エネルギー変換効率に優れた VVVF 制御装置、LED 照明等による省エネ化

 

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