以前お伝えした、魔改造された近鉄角屋根電車「1620系VG23編成」。
2023年7月25日から運用開始しており、特に不調などで念入りな試運転を行っているわけでもなく、普通に通常通り運用に就いています。
そんな魔改造VG23編成を、私も見てきました。
違和感マシマシの顔
こちらが通常運用につくVG23編成。
大阪方は別の電車が連結されており、この顔を撮影できるのは伊勢・名古屋方面のみとなります。
ということで一旦上本町へ移動。転落防止板がついている以外は、一見普通の角屋根近鉄電車ですが…
種別灯がね、上に移動してるんです。準急なので左側だけポツンと点灯してますね……
しばらくして運転士さんがやってきました。そしていよいよ……
\ピカーーーー/
ついにヘッドライトが点灯している姿とご対面!!な、何じゃこれ……
カッコいいとかダサいとかそういう感情が一切なく、ただただ違和感。
圧 倒 的 違 和 感
ヘッドライト部分を拡大。
半分だけ点灯してるってことはロービーム/ハイビームでしょうか。全点灯する姿もちょっと見てみたいですね
ちなみにこれまでの角屋根顔はこんな感じ。
ヘッドライトが上、種別灯が下に設置されています。これぞ近鉄電車。
転落防止幌
今回のVG23編成から、連結面における転落防止幌が新しく設置されました。
横から見るとこんな感じ。当然ながらこれまでの車両には装備がないので、移行期ならではのこういう状態も見られます。
近鉄のリリースでは「車両リニューアル工事時に取り付ける」とありますが、既存の車両にも取り付けられるのでしょうか…
何も繋いでいない状態。JR西日本の227系っぽいですね
その他
方向幕はフルカラーLEDの行先表示機に換装されました。これは以前お伝えしたようにVC60編成で前例がありますね。
連結状態では無表示になります。
車内の様子。
大きく変わったのがこの車内で、近鉄では初めてとなる袖仕切りや座席のモケットなどが採用されています。
これは2024年に導入が予定されている、新型車両のインテリア先行導入的な意味合いもありそうですね。