2021年5月14日、近鉄グループホールディングスは修正した中期経営計画を発表しました。
その中で、2022年以降に新たな観光特急の運行を計画している、という文言が掲載されています。
近鉄の厳しい経済事情を鑑みるに、おそらくは「青の交響曲」のような既存列車の改造電車でしょうか。
下部に「マイクロツーリズム」について触れられていることから、難波・京都から奈良方面への観光特急になるのかもしれませんね。
名前は?
実は、近鉄は2019年に多数の商標取得を行っています。
これらが特急の名前として使われる可能性があるのではないか…という話が出ています。
・あやかぜ
・あをによし
・常若/トコワカ
・天平
・お伊勢さん 常若
・バンビ類似群コード39:鉄道による輸送,車両による輸送,企画旅行の実施,旅行者の案内,旅行に関する契約(宿泊に関するものを除く。)の代理・媒介又は取次ぎ
2018年に「ひのとり」が、2015年の「青の交響曲」が同様の類似群コード39で申請されていることから、これらは鉄道の愛称名にも使用される可能性があります。
仮に奈良方面への観光特急だった場合、特に伊勢志摩観光特急としてデビューしている「しまかぜ」の流れを汲む「あやかぜ」や、子鹿の意味がある「バンビ」は有力な候補ではないでしょうか。
この他、奈良線-夢洲直通の特急に使われる可能性も示唆されていますが、果たして…?
関連リンク