2023年6月2日に近畿地方を襲った豪雨で、各所の鉄道では運休や遅延を余儀なくされました。
そんな中で「なんとしても動かす」というスタンスなのが近鉄。
JRが早々に運転を取りやめる中、今回も「吉野の山奥で土砂崩壊?じゃあ動かせるとこまで動かす!」という非常に頼もしい姿勢を見せてくれ、「吉野口」まで急行を運行していました。
そんな近鉄を記録すべく、ちらっと大阪阿部野橋駅まで訪れてみました。
定期ではないけれど
大阪阿部野橋駅の大きなモニタに表示された「急行/吉野口」の表記。
普段は運行されない行先ですが、こういう有事の際の為にばっちり準備されているのがすごい。
ホーム上の案内機もしっかりと対応しています。
吉野口行き自体は橿原神宮前始発17:16の普通電車で設定されていますが、急行では非常に珍しいものです。
勿論英語も。停車駅自体は通常の急行/吉野行きと変わらない内容です。
やってきた電車は何故か「急行/橿原神宮前」の表示。混乱されている感じですね
その後「急行/吉野」に変更されていました。流石に電車側の方向幕までは対応していなかったようです。
尚この日、吉野側ではなんと下市口⇔吉野で電車を運行していたようです。すごい対応力…