JR吹田駅すぐにある高層マンション「メロード吹田」の38階に、中華バイキングがあるのをご存知でしょうか。
良い眺めで中華を楽しむ…というだけでなく、なんとここからは吹田貨物ターミナルや吹田総合車両所を一望出来るんです!!
特にダイヤ改正の時期は廃車・疎開される車両が吹田へやってくる季節で、鉄道ファンにとっては何かと気になる場所ですよね。
以前北河南さんに教えて頂いて以来ずっと行きたかったのですが、今回ようやくダイヤ改正の時期がやって来たので行ってきました。
景色の様子
早速お店へ入ると…この眺め。うう~ん素晴らしい。
この日は見事な晴れのお天気で、岸辺方向を見ると素晴らしい景色が広がっていました。
反対の新大阪方向も良い眺め。東西(と北)に席があるので、くっきりと午前・午後で光の当たり方が分かれます。
東側の席からは北東の様子も伺えます。左に見える観覧車はエキスポシティです。
鉄道ビュー
さあここからが本題。中華料理そっちのけで鉄道撮影を楽しみます。
外側線を走る683系「サンダーバード」に…
単行で構内を行き来するEF210「桃太郎」
関西のスタンダード207系に…
貨物線の横を「はるか」が通過していきます。
さすが京阪神の大動脈なだけあり、ひっきりなしに電車が通過していって本当に食べる時間がありません
683系の3両編成だけが走っていきました。回送でしょうか…?
少し左に目をやると、吹田貨物ターミナルで停車中のEF510形が待機していました。北斗星色の珍しい車両です
鳥瞰撮影ならではの、EF510・EF210の並び
今度は反対に右側へカメラをやると、吹田総合車両所が見えます。
吹田総合車両所では、解体中の「サメ」ことEF66-100形機が見えました…。長年お疲れ様でした
左には車掌車?らしき車体も見えますね。
お店の様子
入口はこんな感じ。
行ったのはお昼のバイキング時間帯。価格は1人あたり1,750円です。
電話予約で「車庫が見える座席が良い」という希望を伝えると、すんなりOKしてくれました。ありがたい…
料理は八宝菜や酢豚、チャーハンといった定番どころの他、れんこんのマヨ和えなど
飲み物はドリンクバーが用意されており、飲み放題でした。
オーナーさんがサービス精神旺盛で、「カメラ好きよ!!これ撮って!!」と上がった料理を撮らせて頂く一コマも(笑)
一方仕事中の顔は真剣そのもの。にこやかに話しかけて頂いた時とのギャップが最高でした。
場所
場所はJR吹田駅すぐ近く、最上階の38階にあります。
北西向きのみ窓がありませんが、線路向きは京都・大阪方向のどちらにも展望席があります。
走行写真を撮影するなら北東側、吹田総合車両所を撮影するなら東側の座席がオススメです。