信号に付随して流れる音響式信号機。もともとは目が見えない人の為に付けられたものですが、近年は鳥のさえずり音(ぴよぴよ、カッコー)に全て変わってしまいました。
警察庁の通達で2003年から鳥のさえずり音にすることが決まって以降、日に日に信号の更新に伴って消滅しているところが増えているのだそう。
大阪や関西ではこのペースが早く、2019年現在はもう全滅しているそうです。
しかし、そんな通りゃんせを大阪で聞く方法がたった一つだけあります。
浜寺公園の「交通遊園」に行くことです。
どこか懐かしい「通りゃんせ」
うわっ……通りゃんせなつかし… pic.twitter.com/CU8XjPb33F
— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) March 24, 2019
私もあまり記憶が定かではないのですが、通りゃんせを信号で聞いていた記憶がなんとなくあります。しかし聞いてみると一瞬でハッとしました。
こちらは故郷の空
これもありましたねー! pic.twitter.com/FVtGZRih7X— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) March 24, 2019
交通遊園には、通りゃんせの他にも「故郷の空」が流れるものもあります!
背が低くかわいい信号は、キッズにぴったりのサイズです。小さくても本物の信号なので、ちゃんと色が変わります
その他交通遊園
浜寺公園の交通遊園には、この他にもゴーカートや…
広大な園内を20分間隔で運行する小さいSL「浪花号」などもあり、”交通遊園”というだけあってなかなか本格的。
この浪花号、どこか明治時代のSLのようで親近感がわきました笑
この他、阪堺電車モ121型(元大阪市電1601形)も展示。
平成13年(2001)から展示されているようです。かつては雲塗装だったらしいですが、現在は緑一色へと変化しています
D51も展示。屋根がないにも関わらず、比較的綺麗な状態でした
交通遊園の場所
鉄道でいくとすれば、浜寺公園駅よりも羽衣駅の方が最寄りになります