JR北海道「キハ183系ラストラン」に21・22号車を増結へ

JR北海道「キハ183系ラストラン」に21・22号車を増結へ

2023年4月10日でラストランを迎える、JR北海道の現役最古参車両「キハ183系」。

この春の改正で現在は定期運行を終了し、ラストランイベントを控えるだけとなった同車ですが、そのラストランイベントが好評につき、1~2両を増結して運行するとの発表がありました!

 

対象列車

4月1日(土) キハ 183 系サロベツ(下り) / 指定席1両増結
4月2日(日) キハ 183 系サロベツ(上り) / 指定席1両増結
4月9日(日) キハ 183 系オホーツク(下り) / 指定席2両増結
4月10 日(月) キハ 183 系オホーツク(上り) / 指定席2両増結

追加される指定席は、2023年3月24日の11時から販売開始されるとのことです。

編成はこういった組成になります。

編成名基本編成
(←札幌 | 稚内→)
編成・座席運転日
サロベツ
1号車
指定席
(復刻塗装)

2号車
グリーン席
(復刻塗装)

増21号車
指定席

3号車
指定席

4号車
指定席

5号車
指定席
6両編成
全席指定
4/1,4/2
オホーツク
1号車
指定席

2号車
指定席

3号車
グリーン席

4号車
グリーン席

増21号車
指定席

増22号車
指定席

5号車
指定席
7両編成
全席指定
4/9,4/10

特に「オホーツク」は、増結前の中間車が全てグリーン車という、ある種狂気を感じる編成でしたね…笑

 

キハ183系について

キハ183系は、北海道向けに当時の国鉄が開発した極寒地向けの特急列車です。

 

出典:北海道旅客鉄道 2)

485系のような顔をした車両(0番台)の他、リゾート列車として「ニセコエクスプレス」「クリスタルエクスプレス」などの多様なジョイフルトレインも在籍しており、まさに北海道特急の顔でした。

現在は後期型かつ貫通タイプの顔で、N183系と通称される500番台・1500番台のみが残っています。

冒頭でも書いたように現在は定期運行を終了しており、残すは4日間のラストランイベントのみとなっています。

今回取り上げた列車以外にも、3月25日に「北斗(札幌→函館間)」が、26日に「ニセコ(函館→札幌間)」が運行される予定となっています。

 

関連リンク

【JR北海道】快速エアポート用の721系、2030年度までに全車更新へ

札幌へ行ってきました

参考文献

  1. 北海道旅客鉄道「キハ 183 系ラストラン運転 増結のお知らせ」、2023年3月22日
  2. 北海道旅客鉄道「キハ 183 系(初期型車両)記念入場券を発売します」、平成30年3月14日

今週の鉄道イベント情報

7月24日(水)
7月25日(木)
7月26日(金)
7月27日(土)
7月28日(日)
7月29日(月)
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