新しい大阪駅地下ホーム開設に伴い、2月11日をもって姿を消す予定の梅田信号場。
13日からうめきた(グラングリーン大阪)エリアに出来る地下駅へ移設され、現在323系を用いた乗務員訓練らしき試運転が行われています。
まもなく見納めになる、信号場付近の風景を見てきました。
電車がいなくなるまであと数日
梅田信号場全景。新大阪から複線で来た線路はここから西九条方向は単線となり、列車の交換待ちを行います。
中線には323系が停車中。後述しますが、西九条~梅田信号場~新大阪間を変則的に走行しているようです。
梅田信号場・梅田貨物線の位置関係。
新大阪南側で分岐し、大阪駅を経由せず北側を迂回して、大阪環状線へとショートカットする路線です。
新たに地下の大阪駅が完成することで、2023年2月をもって廃止されます。
夏・秋にはハイコントラストな風景と323系、そして梅田の都会とがマッチする大阪を代表する風景を撮影出来て、個人的にお気にいりな光景でした。
日によっては「試運転」で運行される日もあります。
だいぶ高層ビルが林立してきたうめきたエリア。以前は何もなかったのですが、すっかり変わりました。
大都会の裏側にある寂れた地域に走る鉄道だったのですが、この光景もまもなく見納めです。
梅田信号場内には速度制限の現示があります。通常は75km/hで、機関車とキヤ141系については70km/h制限とのこと。
3線に分岐する阪急中津方の風景。ぐるっとカーブしてていい感じ。
しばらく待っていると281系「はるか」がやってきました。
退避している323系を抜いていきます。
323系発車後、続いて287系「くろしお」も登場。
すすーっと走り去っていきました。
更に283系も登場。こちらも軽快に走り去っていきました。
近くの風景
梅田信号場から少し北へ歩き、阪急中津駅高架下でクロスする281系。線路撤去後はこの空間が開きますが、何になるのでしょうか。
近隣では鉄道切替工事の為に通行止めとなるという工事看板が出ていました。
現地周辺では、工事のためのトラックがせわしなく行き来しています。
梅田スカイビルと梅田貨物線。 見慣れた風景が無くなるというのにまだ実感がわきません。
廃止される西梅田一番踏切。大阪都心部において輸送のネックとなっていたこの場所もまもなく見納めです。
281系の通過時。連日たくさんのファンが詰めかけています。
梅田信号場を通過する時間
撮影した電車から見た時間を書いておきます。
旅客電車
はるか
はるか19号 | 新大阪>梅田信号場1106>天王寺 |
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はるか26号 | 天王寺>梅田信号場1400>新大阪 |
はるか31号 | 新大阪>梅田信号場1406>天王寺 |
これ以外の詳細なダイヤについては別ページにまとめていますのでこちらからどうぞ。
また、天王寺着の10分前後、新大阪着の6分前後が梅田信号場の通過時刻となるようです。
くろしお
くろしお7号 | 新大阪>梅田信号場1121>天王寺(289系) |
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くろしお13号 | 新大阪>梅田信号場1321>天王寺(283系) |
これ以外の詳細なダイヤについては別ページにまとめていますのでこちらからどうぞ。
こちらも、天王寺着の10分前後、新大阪着の6分前後が梅田信号場の通過時刻となるようです。
訓練列車(323系)
全列車が必ず新大阪~西九条を通しで動いているわけではなく、信号場で折り返して同じ方向へ進む場合もあるようです。
以下の時間以外にもデータイムには断続的に試運転が行われています。
西九条行き | 西九条>1058(折り返し)1107>西九条 |
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新大阪行き | 西九条>1314>新大阪 |
新大阪行き | 新大阪>1328(折り返し)1335>新大阪 |
西九条行き | 1409>西九条方向 |
貨物列車
日が出ている間に走るのは平日3本、土曜2本といったところ。
レールカーゴ(51レ) (コンテナ・日曜運休) | 吹田511>安治川口526 | |
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コンテナ(休日運休) | 吹田524>安治川口558 | |
コンテナ(日曜運休) | 吹田1159>安治川口1221 | |
コンテナ(土日運休) | 吹田1458>安治川口1520 | |
レール輸送(臨時ダイヤ) | 吹田1528>安治川口1600 |
レール輸送(臨時ダイヤ) | 安治川口1142>吹田1209 |
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コンテナ(日曜運休) | 安治川口1445>吹田1527 |
コンテナ(休日運休) | 安治川口1805>吹田1826 |
コンテナ(土日運休) | 安治川口2205>吹田2226 |
レールカーゴ(50レ) (コンテナ・日曜運休) | 安治川口2308>吹田2324 |