今日はやくもラッシュです。
JR西日本は、現在運行している381系の国鉄色リバイバル「やくも」に、往時に取り付けられていたマークである「JNRマーク」を取り付けると発表しました。
さらに、かつて381系に搭載されてきた12種類のヘッドマークを復刻編成へ追加し、イベント時限定で幕回しを鑑賞できるツアーを計画しているようです。
前回ご紹介した「スーパーやくも」復刻とあわせて、何ですかこの至れり尽くせりな内容は…
JNRマークとは
JNRマークは国鉄時代、主に特急電車の側面に取り付けられてきたマークです。現在でいう「JRマーク」に相当し、「Japanese National Railways」の頭文字から取られています。
151系「こだま号」が登場した際に初めてお目見えし、以来485系・583系(写真の車両)など、長らく特急電車を象徴するマークとして親しまれました。
当時運行されていた国鉄色の381系にもこのマークが掲げられていましたが、2022年から運行されている復刻編成では、権利の関係からなのかそれがない状態で運行されていました。
ヘッドマークについて
追加されるヘッドマークは12種類。
やくも関係以外にも、JR西日本各地で運行されていたあらゆるヘッドマークが集められるようです
【追加されるヘッドマーク】
・マリンやくも
・くろしお
・スーパーくろしお
・マリンくろしお
・しらはま
・こうのとり
・きのさき
・はしだて
・まほろば
・シュプール
・はんわライナー
・やまとじライナー
「こうのとり」に就く381系。
「はんわライナー」に就く381系。
どちらも国鉄色ですが、こういった光景がイベント時に見られるとは嬉しいですね。
それにしても企画担当者の「わかってる感」が強い……
関連リンク
参考文献
- JR西日本「特急「やくも」に投入する新型車両のデザインの決定について~沿線の風景に響き自然に映える車体、山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内~ 」2022年10月20日