前回に続いて、またまた207系のお話。
網干総合車両所明石支所にて留置されている207系の中に、なんと6両編成となった207系(1000番台)が誕生しています。
組成は以下の通りです。
編成名 | 基本編成 ←木津・京都 | 西明石→ | 竣工 | 備考 | |
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X1 | クモハ207-1003 – サハ207-1103 – モハ207-1006 – サハ207-1027 – モハ207-1032 – クハ206-1041 | 木津方3両が元T3編成 西明石方3両が元T18編成 |
※モハ207-1032は休車だったT18。3連の不足で4連のT18から1両抜かれていました。
※現状ではモハ207-1006・モハ207-1032の2車両が女性専用車両になっています。
Y1編成と同じく、こちらも新しく「X1」という札が貼られていることから、正式に組成されているものとみられます。
207系が6両編成を組むのは1997年以来のことです。
2+6の編成が1994年から3年間見られました。
用途は??
運用先に全く見当がつかなかったY1編成と異なり、6両のX1編成は「和田岬線で使用するのではないか」という説が有力視されています。
現在和田岬線は103系6両編成が走っていますが、検査時などは207系が代走運転していることもこの説を後押しするものとなっています。
また、おおさか東線の各駅停車用という説も推されています。
公式発表はまだありませんが、鉄道系ニュースサイトで「普通電車に207系・321系を用いる」という報道もあったことから、こちらも有力です。
例年、12月の3週目あたりには毎年恒例のダイヤ改正が発表されますが、ダイヤ発表時には今回の207系6連X編成の用途が明らかになるのでしょうか。注目です。