JR西日本は、在来線特急料金について見直し(値上げ)を行うと発表しました。
(そろそろ値上げのことを「見直し」と言い換えるのやめませんか~…)
B特急料金がなくなる
関空特急「はるか」など、主に大阪環状線や阪和線などへ導入している安価な「B特急料金」を廃止し、A特急料金へと統合します。
現行(B特急料金) | 改定後 | |
50kmまで | 1,190円 | 1,290円 |
100kmまで | 1,520円 | 1,730円 |
150kmまで | 1,950円 | 2,390円 |
200kmまで | 2,290円 | 2,730円 |
300kmまで | 2,510円 | 2,950円 |
400kmまで | 2,730円 | 3,170円 |
401km以上 | 3,060円 | 3,490円 |
※自由席は530円引き
B特急料金を適用している区間
大阪環状線、阪和線、七尾線、山陰線(京都~浜坂間)、舞鶴線、福知山線、播但線、JR京都線、JR神戸線、関西空港線、きのくに線(和歌山~新宮間)
代表的な列車
はるか、くろしお、サンダーバード、きのさき、はしだて、はまかぜ、スーパーはくと等
その他値上げ
岡山~児島とJR四国管内へまたがる自由席特急料金や、津幡~和倉温泉間、および鳥取~出雲市間などでの特急料金を値上げするとの発表もありました。
・津幡~和倉温泉間で51キロ以上の指定席特急券…100円値上げの1,290円へ
・津幡~和倉温泉間で51キロ以上の自由席特急券…100円値上げの760円へ・鳥取~出雲市間、米子~益田間の<現行は1,320円>
自由席特急料金(101-150km区間)…1,560円へ
指定席特急料金(151km以上の区間)…1,800円へ・岡山~児島間または同区間とJR四国内にまたがる場合の50 キロまでの自由席特急料金…200円値上げの760円へ
・博多南線特急料金…30円値上げの130円へ・岡山~新下関間で新幹線⇔在来線特急との乗継割引”一部”廃止
以上の値上げ措置は、2023年4月1日から適用となります。
関連リンク
参考文献
西日本旅客鉄道株式会社「在来線特急料金の一部見直しについて」