
京都丹後鉄道は、2021年の安全報告書の重点実施施策の項目において、2両1編成の中古車両を車両更新用として導入すると発表しました。
2両1編成…!?なんだ…?
丹鉄の車両をリストアップ
丹鉄が保有する車両は全て気動車で、昨年度には新潟トランシスから単行の気動車「KTR300形(KTR305号車)」を1両導入しています。
中古で2両の車両となると…? ひとまず、現行車両をリストアップしてみました。
形式名 | 製造年 | 状態 |
---|---|---|
KTR001 (3連、タンゴエクスプローラー) |
1990年 | 留置中、予備車 |
KTR8000 (2連、タンゴディスカバリー・丹後の海) |
1996年 | 特急運用中 |
MF100/200 (単車) |
1988年 | 運用中 |
KTR700/800 (単車) |
1989-90年 | 運用中 |
KTR300 (単車) |
2019年- | 運用中 |
KTR001…か…?
経年度合いや両数、また普通車両用としては先述のKTR300形を導入していることから、怪しいのはやはり特急用のKTR001形(元タンゴエクスプローラー)置換用でしょうか。
同車は2013年に定期運用を終えて以来、長らく予備用車両として西舞鶴運転区に留置されています。
その状態はかなり悪いようで、野ざらしのまま放置されているせいで汚れやヒビなども垣間見えます。
更新されるのが2両1編成の(おそらく)気動車車両となると、現在調達できる中では何があるでしょうか。
Twitter上の予想では、JR東海のキハ85形やJR東日本のキハ40形などが挙げられていますが…果たして。
関連リンク
参考文献
京都丹後鉄道「安全報告書2021」