阪堺電気軌道は、GW期間中(4月29日~5月5日)にモ161号車の通常運行を実施すると発表しました。
2月まで行われた通常運行が思いの外好評だったことようで、延長されるようです。
国内現役最古の車両であるモ161形車のトップナンバーで、主に貸切専用として運用しているモ161号車を、GW 期間中に通常運行いたします。
これは、昨年「モ161号大規模修繕工事」のクラウドファンディングによる修繕が昨年9月に完成し、今年2月末まで期間限定で通常営業電車として運行し好評であったため、車両の夏期運用による離脱前となる GW 期間中に、通常営業電車として運行するものです。出典:阪堺電気軌道『国内現役最古の車両「モ161号」GW 期間中に通常運行いたします』
日本最古の現役車両
モ161号車は、現存する日本の電車の中で定期運行する車両としては最古となる昭和3年製の電車です。
ちなみに通常、モ161を含む161形(モ161・モ162・モ164・モ166)は、クーラーが未設置となっている為、例年夏場は運休しています。
更にモ161号車は機器保全の為か、普段は貸切列車や工事用牽引車両以外であまり動くことがありません。
上記写真も廃車車両を堺市の路面区間へ輸送すべく、いわば機関車としての使用がなされた際の光景です。
しかしながら昨年12月~2月までは、大成功したクラウドファンディングの返礼として期間限定で通常ダイヤで運行されていました。
今回は冬季よりも陽の光が強くなるGW期間中に動くということで、綺麗に撮影できる絶好のチャンスといえそうですね。
運行情報はインスタグラムに?
ちなみに前回運行時には、公式インスタグラム内で定期的に運行日・運行時間を公開していました。
今回は7日間なので連続して動きそうな感じもしますが、注釈に「※点検等により、運行しない日・区間があります」とも書かれているので、一応フォローして「今日は動いているか」などの確認に役立ててください。
関連リンク
参考文献
阪堺電気軌道『国内現役最古の車両「モ161号」GW 期間中に通常運行いたします』