阪堺電気軌道は、2023年2月4日(土)よりダイヤ変更を実施すると発表しました。
今回の内容は平日データイムの減便、および土日朝・夜の運転感覚の見直しを図る…とのことです。要は減便ですね。
阪堺電気軌道は天王寺へ乗り入れる方を上町線、恵美須町~浜寺公園を走る方を阪堺線といいます。
上町線は厳密には天王寺~住吉間のみを指すので、現行の運行形態(天王寺駅前~我孫子道・浜寺公園)では上町線が阪堺線へ乗り入れていることになります。
28分間隔…
変更内容は以下の通り。
(1)平日ダイヤ
①天王寺駅前~我孫子道間の昼間時間帯(9 時台~15 時台)における運転間隔を 6 分または8 分間隔のパターンダイヤに変更いたします。
これにより我孫子道~浜寺駅前間の運転間隔を 12 分間隔から 14 分間隔へ変更いたします。
②恵美須町~我孫子道間の昼間時間帯(9 時台~16 時台)における運転間隔を 24 分間隔から
28 分間隔に変更いたします。※一部時間帯を除く(2)土休日ダイヤ
朝・夜の時間帯を中心にご利用状況に合わせた運行本数に見直します。
※10 時台~17 時台の運転間隔は変更ございません。出典:阪堺電気軌道 1)
恵美須町への行路(恵美須町~我孫子道系統)の運転間隔が28分になるというのは、なかなか強烈なインパクトですね。
この区間は2019年に24分間隔のダイヤに変更されたところでしたが、それでもまだ輸送過剰といった感じなのでしょうか。
阪堺線の運行間隔(データイム)
~2019年7月19日:12分間隔
2019年7月20日~:24分間隔
今回(2023年2月4日~):28分間隔
30分でなく中途半端な28分というのは、おそらく上町線と合流する住吉鳥居前~我孫子道での運行パターンにあわせたものと思われます。
また、現在新今宮駅前で販売している乗車券の販売所を2月3日の13時で営業終了するとのことです。
関連リンク
参考文献
- 阪堺電気軌道「2023 年 2 月 4 日(土)のダイヤ変更について」