近畿日本鉄道とヤンマーは共同で、南大阪線針中野駅の駅デザインをリニューアルすると発表しました。
また、新たに副駅名「長居公園 植物園前」を付けると発表しました。
これは、長居公園のリニューアル事業にも連動しています(後述)
リニューアルの内容
2022年7月までにホーム(4月)・コンコース、トイレ(7月)をリニューアルするとのことです。
【リニューアル内容】
(1)副駅名「長居公園 植物園前」の設置 (4 月)
(2)シェアサイクルポートの設置(完了)
(3)ホーム階の美装化(4 月)
(4)コンコース階の美装化(7 月)
(5)情報発信スペースの設置(4 月)
デジタルサイネージ、ポスター、チラシなどを活用した地域の情報発信
(6)トイレの美装化(7 月)
これと同時に針中野駅へシェアサイクルを設置し、長居公園へのアクセス性を向上させます。
2021年4月に針中野駅エリアを管轄する東住吉区が、「東住吉区まちづくりビジョン」を策定したことを機に、近鉄とヤンマー、そして長居公園の管理乗車であるわくわくパーククリエイト株式会社が連携して施策を進めてきたのだそうです。
ちなみに
針中野駅に今回付く副駅名の「長居公園 植物園前」ですが、同駅から長居公園は比較的距離(750m)がある他、今のところ公式サイトでも針中野駅からのルートは掲載されていません。
また長居公園内に位置する植物園は、これまで出口が南西側にしかなかったことから、御堂筋線/JRの長居駅からのほうが近く、針中野駅から長居公園へ行けるということはあまり知られていませんでした。
しかし、2021年11月~22年3月末まで「長居植物園魅力向上工事」を実施しており、完成の暁には針中野駅に近い北東にもゲートが設置される予定となっています。
関連リンク
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【悲報】近鉄吉野線、ワンマン化へ
参考文献
近畿日本鉄道「近鉄とヤンマーが共同で駅をデザイン」
長居植物園「長居植物園魅力向上工事について 」
大阪市東住吉区『「東住吉区まちづくりビジョン」の推進にご協力いただける事業者等を募集します』