以前の記事でご紹介した「日本一遅い終電」。
2021年改正時点では、JR四国の「快速マリンライナー77号」がもっとも遅い終電でした。
しかし2022年のダイヤ改正でそれがなくなった今、もっとも遅い終電は他の路線へと移動したことになります。
ということで、2022年現在「もっとも遅い終電はどこなのか?」を調べてみました。
平日の1位は…
撮影:ねこ乗務様
平日ダイヤにおいてもっとも遅い終電は、東武野田線の船橋発七光台行きです。
最後の七光台に到着するのが1時16分になっています。
休日の1位は?
先程の東武野田線の終電はあくまで平日のみのダイヤ。今年から平日と休日でその頂点の座が変わることになりました。
終電というのは「その日の最終電車」という意味なので、曜日でダイヤが異なると終電も変わってきます。
ということで休日ダイヤも調べてみたところ、野田線とは異なり2つの路線が1位となっていました。
JR神戸線:普通西明石行き
1つは、JR神戸線の西明石行き普通電車。西明石に到着するのは1時14分です。
高崎線:普通高崎行き
もう1つは高崎線の高崎行き各駅停車。こちらも、高崎に到着するのは1時14分と西明石行きと同着になります。
休日ダイヤにおいては、この東西の両雄が日本一遅い終電ということになりそうですね。
「日本一遅い終電」の歴史
これまでの変遷についても分かる範囲でまとめました。
2022年…
平日:東武野田線七光台行き(七光台1:16着)
休日:JR神戸線普通(西明石1:14着)、高崎線普通(高崎1:14着)
2021年…瀬戸大橋線快速マリンライナー(高松1:21着)
2019年…JR神戸線普通(西明石1:36着)
2017年…JR神戸線普通(西明石1:38着)
2014年…中央線各駅停車(高尾1:37着)、高崎線普通(高崎1:37着)
こうして見ると、終電自体も段々と繰り上がっているのですねぇ…。
2017年と比較すると20分近く繰り上がったことになります。今後もこの時間が維持されるのでしょうか…。