止まっていた時計が、とうとう動き出しましたね…!!!
株式会社写研は、2021年3月8日にWebサイトを公開しました。
株式会社写研(代表取締役社長:笠原義隆 本社:東京都豊島区南大塚2-26-13)は、2021年3月8日、Webサイト(コーポレートサイト)を公開しました。(中略)
2021年5月に写研の歴史と沿革、これまでの写研書体や写植機、および各種資料をご覧いただけるデジタルアーカイブサイトを公開する予定です。
出典:株式会社写研『Webサイト(コーポレートサイト)公開』
現在はまだ数ページだけの段階ですが、5月頃には歴史や各種資料を閲覧できるコンテンツを制作するとのことです。
「sha-ken.co.jp」のドメインは2019年7月に取得されたまま長らく放置されていましたが、1年半の時を経てようやくWebサイトの公開となりました。
尚、平成初期年にも一度ドメインを取得していますが、1993年をもって失効しています。
着々と進むデジタル化
今回公開されたサイトでは、写研の書体である
石井中明朝・石井太ゴシック・石井太丸ゴシック・石井太教科書体・石井ファンテール・紅蘭楷書・曽蘭隷書・淡古印・ナール・ゴナ・ナカフリーB・ファン蘭E・ファニー・スーボ・ボカッシイG・ミンカール・ルリールB
がトップページの画像に使用されています。
ナールやゴナ、スーボなど、かつて鉄道会社でも使われていた書体が!
あの書体が!!!!
サイトに掲載されている!!!!うおおおおおおおおおお!!!!
写研は長らく書体をデジタルフォントにしていない企業でしたが、2021年1月に同業トップシェアの「モリサワ」とタッグを組み、OpenTypeフォントとして開発することを発表。
文字・書体・デザイン・そしてもじ鉄界隈など、書体デザインに関わる全日本人が騒然となりました。
当サイトでも「王政復古の大号令レベル」での一大事として紹介した、書体のフォント化へ向けて着々と準備が進行しているのを感じます。
当サイトのフォントも、いずれはゴナや石井ゴシックになる日が来るかもしれません。
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