【南海】高野下駅が「駅舎ホテル」に!?…2部屋のみ、1泊3万円、11月開業目標

【南海】高野下駅が「駅舎ホテル」に!?…2部屋のみ、1泊3万円、11月開業目標

南海高野線の橋本より更に奥にある「高野下駅」をご存知でしょうか。

ここから極楽橋まで33km/hの速度制限が始まって山岳鉄道っぽくなり、高野山のスタート地点といった趣の駅です。

出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190820_1.pdf

ただ駅舎はもうボロッボロで今にも崩れそうな勢いだったんですが、なんとこの駅をリノベーションしてホテルにするのだそうです!!これはすごい!!!

 

【追記】お部屋の写真

出典:「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」公式予約サイト

出典:「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」公式予約サイト

出典:「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」公式予約サイト

出典:「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」公式予約サイト

 

【追記】公式サイトが出来たようです!予約などはこちらから

 

 

 

改修されるのは従業員の宿泊施設や客室であった部分のようなので、基本骨子は既にあったようですね。

 

南海電気鉄道株式会社(社長:遠北 光彦、以下「南海電鉄」)では、中期経営計画「共創136
計画」において「インバウンド旅客をはじめとする交流人口の拡大」を掲げ、「インバウンド需要のさらなる獲得」や「訪れるべき場所の創出」に向けた各種取組みを推進しています。(中略)

株式会社NOTE(代表取締役:藤原 岳史、以下「NOTE」)との協働により、
九度山駅と高野下駅の駅舎をリノベーションし、九度山駅には“かまど”で炊いたおにぎりなどを提供する「おにぎりスタンド」を、高野下駅には全国的にも珍しく“関西初”となる「駅舎ホテル」を、新たなお客さまの拠点として整備します。また、地元住民の方などと協働して、両駅周辺での食事・宿泊・情報発信などの拠点機能の充実に取り組み、参詣道歩きの出発点としての賑わいの復活を目指します。

なお、両駅とも既に改修に着工しており、11月初頭の開業を目指して準備を進めています。

出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190820_1.pdf

 

尚、神戸新聞の報道によると、客室はわずか2部屋のみのホテルとなるようです。お値段は1泊3万円となかなかのプレミアム感。

また、この他ひとつ隣の九度山駅では「おにぎりスタンド」を同時期に開設するとのこと。

 

高野下駅について

2008年の高野下駅。車両は最新の2300系ですが、駅舎はかなりの寂れ具合です。

昭和10年頃の高野下駅  出典:http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190820_1.pdf

 

高野下駅は1924年(大正14年)開業、プレスリリースの写真を見る限りは開業当初のこの木造駅舎をそのまま残しているようにも見え、近代化産業遺産に認定されているとのこと。

つまり、建物の築年数は軽く90年近く…?

橋本方面からトンネルをくぐってやってくる2300系。ここまでは普通鉄道と同じなんですが、この先がのんびり33km/hで走る区間になります。

 

ホテル公式へのリンク

【ホテルの予約ページ】

 

【公式サイト】

高野下駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」紹介




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