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【泉北ライナー1周年】乗車率50%超えなど着実に利用者が増加中だが…24分待ちなどの弊害も

   

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もう1年が経つのか…とびっくりしていますが、泉北ライナーは12/5で1周年を迎えました。おめでとうございます~!

泉北ライナーに否定的な、満員列車で消耗する人達

以前こういった記事を書きましたが、あれから1年。利用者はどうなのでしょうか。

 

利用実績は順調、中には乗車率80%超えも

運行開始から1年が経過し、泉北高速鉄道の沿線住民にも日に日に泉北ライナーの利便性が認知され、乗客が増えているようです。

ぷにぷにさんという方が、毎日オンラインチケットシステムで泉北ライナーの利用者数をチェックされておられますが、1周年の節目となった12月5日の利用者数は以下のとおりでした。

62号…209席(定員248)

泉ヶ丘を6:52に発車する難波行き泉北ライナー62号は、朝ラッシュド真ん中ということもあって80%超えとかなりの乗車率。

64号…147席(定員248)

64号は朝ラッシュも落ち着いてきた8:21発なのでまずまず。両者とも乗車率は50%超えです。

夕ラッシュの下り方向

こちらは12月1日時点での利用者数。泉ヶ丘16:32着の63号があまり乗っていないようで、細かなダイヤ修正の必要性はありそうです。

が、その他はおおよそ乗車率50%超え(定員248、50%は124席)ですから、まずまずといったところではないでしょうか。

南海ラピートの損益分岐点は乗車率40%らしいですから、同じ時期に出た11000系も同程度とすればまぁ黒字、といったところでしょうか

 

利用しない人からはかなり批判

一方、利用できない人達からはかなり反発を喰らってしまっています。

それもそのはずで、普通列車のダイヤを泉北ライナーに置き換えたことで、普通しか乗れない人にとっては直通列車の待ち時間が25分待ちになるなど、格差がモロに出てしまうダイヤ編成になってしまったことです。

 

ここでなんば駅、21時代の泉北高速鉄道へ乗り入れする時刻表を見てみましょう。

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http://www.nankai.co.jp/library/traffic/jikoku/pdf/namba/k_01.pdf

 

ダイヤ改正前はおおよそ11~12分間隔で電車が来ていましたが、泉北ライナーはこの12分間隔の列車1本を置き換えたので、普通列車しか乗らない人にとっては直通列車が24分も間隔が開くことになってしまいます。これがかなり大きな反発を呼んでいるのです。

 

泉北ライナーのデメリットとしては

増発ではなく既存ダイヤを潰して設定したので、普通列車までの空き時間が最長25分近く開く

☑所要時間が29分と準急と比較しても5分程度しか変わらず、時間的な費用対効果が薄い

特に25分待ちというのは大都市近郊の鉄道ダイヤとしては許容しがたいもの。堺東・中百舌鳥で2つ乗り換えて接続する列車はあるものの、以前は手間も無く乗れていた方からすれば憤慨もの、もしくは接続することが十分に知られていない周知不足なのではないのでしょうか

つまり、沿線住民の皆さんは泉北ライナーに怒っているのではなく、泉北ライナーのせいで普通列車が乗れなくなったことに怒っておられるのです。

深井駅のように利用出来ない方からするとそりゃ怒って当然ですよね。

 

Twitterでも

今回Twitterで探してみましたが、特筆する点として「鉄道ファンでない若い人からかなりの反発があるということ。

 

「置き換え」ではなく「増発」を

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以前書いた記事で、私は有料座席特急を賞賛する記事を書きましたが、それはあくまで既存利用者が著しく不便益を受けることがなかった前提でのお話。

特に高野線中百舌鳥~難波間のダイヤに余裕が無いのかもしれませんが、24分待ちなどとここまで既存ユーザーをないがしろにしてしまえば、反発も当然ですね。

まもなく泉北ライナー用に新車が投入されますが、ダイヤ面に余裕が無いのであれば、本線特急サザンのように泉北ライナーに一般車両をつなぐことも視野に入れ、既存利用者からそっぽを向かれないようにするべきなのではないでしょうか。

 

 

「泉北ライナー憎し」で的はずれな意見も

※上限運賃は国土交通省の裁可によって決められるので、根拠なく自由に決めれるものではありません

 - 南海電鉄