近畿日本鉄道は、コロナウイルスの影響を受けて5月30日から”当分の間”、土曜・休日ダイヤにて運行する特急列車の運休を発表しました。
運休は「乙特急」と呼ばれる汎用型特急列車を用いた特急はもとより、「アーバンライナー」「ひのとり」「さくらライナー」など、同社の看板特急の一部ダイヤにおいても運休の対象となっているようです。
運休内容
大阪~名古屋:通常72本のうち、6本が運休(ひのとり2本・UL4本)
大阪~伊勢志摩:通常69本のうち、2本が運休
名古屋~伊勢志摩:通常78本のうち、2本が運休
京都~伊勢志摩:通常12本のうち、1本が運休
大阪~奈良:通常32本のうち、2本が運休
京都~奈良:通常60本のうち、14本が運休
京都~橿原神宮前:通常57本のうち、18本が運休
大阪阿部野橋~吉野:通常66本のうち、30本が運休
特に京都~奈良・橿原神宮前間と、大阪阿部野橋~吉野間の運休が多く見受けられますね。
名阪特急では、「ひのとり」で運行される大阪難波16:20発、および近鉄名古屋16:25発の2列車と、「アーバンライナー」で運行される大阪難波17:20・18:20発、及び近鉄名古屋17:25・18:25発の6本だけが運休となります。
吉野特急では、「さくらライナー」で運行される吉野発の全ての列車と、大阪阿部野橋発の14:40・18:10・21:10発の列車を除く全てのさくらライナーが運休となります。
また、「しまかぜ」と「青の交響曲」については運休しない方針です。
関連リンク
【近畿日本鉄道】土・休日に運転する特急列車の一部運休を発表。南大阪・吉野線では半数弱の特急列車が運休(2020.5.30~)
http://hanwa0724.livedoor.blog/archives/52243805.html
参考文献
近畿日本鉄道「土・休日に運転する特急列車の一部運休について」2020年5月19日