京都出町柳から鞍馬方面を結ぶ叡山電鉄は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、2020年4月29日(水・祝)から”当面の間”、土曜・休日ダイヤにおいての列車本数を25%削減すると発表しました。
他鉄道会社では「GW中」とすることも多いですが、叡山電鉄では「当面の間」と終期未定となっているのが特筆に値します。
概要
実施期間:2020年4月29日~”当面の間”の土日ダイヤ
対象:鞍馬方面・八瀬比叡山口方面の両路線
その他:市原行き最終列車(出町柳23:25)の運行取りやめ、平日は変更なし
出町柳駅基準で見ると、データイムでの減便は以下のようになっています。
出典:叡山電鉄サイトより
通常ダイヤ:00・07・15・22・30・37・45・52
減便ダイヤ:00・07・20・27・40・47
間引きというわけではなく、運行本数を減らして極力均等化させたダイヤに修正しているようです。
ちなみに
なんで7分13分って不均等なダイヤになったのかと思ったけど、単行の八瀬行きは7分間の集客、2両の鞍馬行きは13分の集客と乗車密度が同じになるようにしてるんですかね。
— 憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 (@lm700j) April 24, 2020
調整した割に列車間隔が7分間隔・13分間隔とアンバランスなのは、「鞍馬行きが2両編成・八瀬比叡山口行きが1両編成なので、車両の収容力を考慮したものでは?」というご意見を頂きました。
参考文献
京阪ホールディングス「4 月 29 日(水・祝)から当面の間、「土曜・休日ダイヤ」の列車を減便します 」