京福電気鉄道は、嵐電に新型車両「KYOTRAM(きょうとらむ)」を7両投入すると発表しました!!
投入は2024年度からまず1本が投入され、2025~2028年度中に合計6本を投入予定です。
嵐電への新形式投入は、2000年に投入されたモボ2001形以来24年ぶり、新車投入は2001年のモボ2001形2002号車以来23年ぶりとなります。
欧州レトロなデザイン
車体デザインはGKデザイン総研広島が手掛けた、どこか欧州のトラムにありそうなレトロなデザイン。そこに嵐電のカラーリングである京紫色が加わっています。
デザインについては、以下のような説明がなされています。
・嵐電のイメージカラーである京紫色を基調に、沿線の風景に溶け込むシンプルなデザイン。
・古くからの「路面電車」や「嵐電」の車両の特徴をオマージュした車体前後の曲線的なフォルム。
・窓を大きく取り、明るく、快適に沿線の風景をゆったりとお楽しみいただける車内環境。出典:京福電気鉄道 1)
今回制定された「KYOTRAM」の愛称は、2022年に同社発で商標出願されており、また7両の車両更新も運賃値上げ時の資料から明らかとなってました。
車両はVVVFインバータ制御を採用している他、車内には空気清浄機「ナノイー」を搭載しています。
これ以外、例えば形式名などはまだ明らかにされていませんが、先代車両がモボ2000形でしたから「モボ2024形?」なんて名前になるのでしょうか…。
尚今回の車両投入で、モボ101形の6両とモボ301形1両を置き換えるとしています。
関連リンク
参考文献
- 京福電気鉄道「安全・安心のさらなる向上、バリアフリー対応と環境負荷の低減、沿線の風景にも配慮 嵐電 新型車両「KYOTRAM」(「きょうとらむ」)7両導入 」