JR西日本は、新たに開業する予定の梅田貨物線(将来的にはなにわ筋線)に設置する予定である、従来「うめきた」「北梅田」などと称していた駅を、大阪駅の一部として開業することを発表しました。
すなわち、「大阪」の駅名標がつくことになります。
乗換距離はそこまで長くない
現在、梅田貨物駅跡地では再開発が進められており、同駅はそこへのアクセス駅として整備が進められている最中ですが、正式名称は未決定でした。
今回、既存のJR大阪駅西側に新設する新改札とラッチ内(改札内)連絡通路の整備を新たに発表。この通路で大阪駅の一部となることから、結果的に大阪駅へ併合する形となりました。
同じ大阪駅として扱われながら、駅名が異なる形となった「北新地駅」とは対照的な形です。
出典:JR西日本プレスリリース
一部では「大阪版京葉線ホームだ…」とも言われていますが、両駅の距離は直線距離で150m程度(桜橋口基準)、しかも新たに乗換改札が出来ますから、そこまで言うほどではありません。
大阪駅新ホーム:長く見ても150m
東京駅京葉線ホーム:短く見ても4~500m
2023年に新大阪方向からの路線として開業、その後2031年にはJR難波までを結ぶ「なにわ筋線」の開業に伴い、関西空港・和歌山方面へのアクセス路線となる予定です。
今回の新駅が大阪駅として開業することで、新駅を経由する「はるか・くろしお」が大阪駅に停車すると宣伝可能になるメリットもあります。
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