出典:キャノン公式
キトレンとは、デジタル一眼レフ・一眼とセットで販売されている「キットレンズ」の俗称です。
キャノンなどのカメラでは「ズームレンズキット」や「ダブルズームレンズキット」という形で売られている場合がありますが、これとセットになっている概ね18-55mmや75-300mmのレンズのことを指します。
キットレンズは、概ね誰にも扱いやすいようなサイズ感・解像度・F値になっているものの、やはり高価格帯のレンズと比較すると写りは今一歩といった感じ。
例えばF値が1.4だとか数値が小さく出来る単焦点レンズはボケやすく、「いかにも一眼レフ」といった写りが楽しめますが、キットレンズは広角端でF3.5だったりしてそういう楽しみ方は難しいです。
ただ、満遍なくしっかりと「写す」という意味では、ボケやすいレンズは使いにくかったり、非常に高価であったりすることから、敢えてそういう設計にしている(+コストの兼ね合い)と思われます。
また、市場に出る数が必然的に多くなることから、中古市場ではかなり格安に売られているのも特徴です。