Twitterでフォローしているデリンさんの情報によると、JR西日本公式サイト内のページに車両廃車時期についての明言があるページがあった…とのことで見てみました。
どうもこれは、製品納入業者向けの資材調達情報のページなのだそうです。
・381系 約60両を新製車両に置換計画あり(投入予定時期 2022~2023年)
・113系、117系 約170両を新製車両に置換計画あり(投入予定時期 2022~2025年)
・681系、281系、283系 約110両を新製車両に置換計画あり(投入予定時期 2024~2027年)出典:http://www.westjr.co.jp/company/business/material/pdf/list_rolling_stock.pdf
「JR西日本製の特急」も置き換え時期なのか
681系「サンダーバード」、281系「はるか」、283系「くろしお(元オーシャンアロー)」を新型列車に置き換える……381系や113系などの国鉄型車両についてはかなりの経年から無理もないですが、681系などの平成組特急列車が置き換え対象として挙がっているのはかなり衝撃的でした。
特に681系はJR西日本初めての特急列車として開発され、関西~北陸を結ぶ北陸特急の王として君臨してきました。
また「はくたか」に使用されていた編成は在来線営業列車史上最速の160km/hをマーク。現在でも京成スカイライナーとタイ記録であるなど、鉄道史にも欠かせない重要な車両です。
先程のJR西日本の表を見ていると、681系はもっとも古いタイプで1992年製(経年25年)とあります。
廃車時期とアナウンスされている最も遅い2027年として経年35年。確かに、35年というのは鉄道車両としては1つの区切りの年ですね。
比較的車両を長く使うことで有名なJR西日本ですが、さすがに高速運転で長距離を走る特急列車については早期代替を行うのでしょうか。
専門ブログさんが深く考証
その他、詳しい考証についてはJRをメインとする「阪和線の沿線から」さんが深く掘り下げられています。
また、投入車両数は110両となっていますが、281系は63両、283系は18両、681系は99両となっています。
そのうち、681系にはリニューアル工事が実施されていることも考慮すると、置き換えの順序としては281系→283系→681系になると考えられることから、早ければあと6年程度で281系・283系の姿が見られなくなる、という可能性もありそうです。出典:http://blog.livedoor.jp/hanwa0724/archives/52205926.html