2024年5月23日~24日、JR西日本の西九条駅にて新しいホームドアが導入されました
ホームドアを詳しく解説されているYCS-infoさんがこれを見つけられてたので、当サイトでも見てきました
重量2/3
今回登場した新しいホームドアは、JR西日本テクシア・ナブテスコとの共同開発で作られたものです。
新しいホームドアでは、開口部を設けて重量・受風面積を2/3に減らし、軽量化・荷重の低減を実現しています。
従来のホームドアはガラス面があり、重量が嵩んでいました。
大阪メトロでもそうですが、この関係でホーム自体の補強工事が必要となるなど、整備に時間を取られる要因でした。
JR東日本では一足先に「スマートホームドア」として実現していますが、こちらは細すぎてちょっぴり頼りなく見えますね
今現在はまだドアの取付け工事中で、筐体のみが設置され稼働はしておらず、電車が来てもドアは開いたままの状態です。
前例からすると、1ヶ月後ぐらいには稼働をし始めるでしょうか。
JR西日本では今後このタイプでの整備を基本とし、2032年度までに30のホームで整備予定となっています。
また、次の設置駅は弁天町駅であることが明言されています。
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参考文献
- 西日本旅客鉄道「改良型可動式ホーム柵の導入」、2023年2月20日