西武鉄道は、2024年度の設備投資計画を発表しました。
投資総額は334億円で、40000系の8両編成投入や小田急からの転属車両(サステナ車両)について明言されている他、新宿線を走る有料座席車両「10000系(NRA)」の置換も発表されました。
NRAは引退へ
西武からの発表は以下の通り。
新宿線で運行している10000系車両(ニューレッドアロー)について、今後新たな車両へ置き換えるとともに、有料着席サービスの刷新を検討しています。柔軟な運行形態やお客さまの着席機会の拡充など、サービス向上を図ります。2026年度中の運行開始を予定しており、詳細は決まり次第お知らせします
出典:西武鉄道 1)
西武特急は、池袋線において斬新なフォルムが話題となった001系が登場しましたが、西武線については従来10000系にて運用されてきました。
10000系は順次廃車や他社への転属が進んでおり、残り5編成となっていますが、刷新される車両は引き続き001系となるのでしょうか…?
その他の動き
NRA以外では、40000系3編成(合計24両)を導入するとしています。両数からして8両編成車両が導入されることになるでしょうか。
また驚きをもって迎えられた、他社からの譲渡車両(サステナ車両)については、以前発表があったようにまず小田急8000形(6両編成1本)から導入がスタートする模様です。導入先は国分寺線や西武秩父線とされています。
今後、小田急8000形は34両、2025年度以降は東急9000系が60両導入される予定です。