以前お伝えした、JR貨物とJA全農のコラボで運転を開始した「全農号」。
八戸から日本海縦貫線を通って各所の米を積載し、大阪までやってくるという現代の北前船ともいえる列車として大きな注目を集めています。
その初便となる列車が、11月6日に大阪・百済貨物ターミナル駅へ無事到着しました。初日の担当はEF510-12号機でした。
初の「米列車」
八戸出発時点では少なかったコンテナも、新潟・石川を経由して100基が積まれて満載に!
コキ100系に5個づつ積まれた19Dコンテナが、20両でずらーっと走り去っていく姿は圧巻の一言です。
米の積載量は500トンにも及ぶそうです。
無事、百済貨物ターミナル駅へ到着した全農号。
800km近くを踏破してきたEF510-12号機はここで切り離されていきます…。お疲れ様。
初の米専用列車という話題性からか、報道関係?と思わしき人がたくさん見学なされていました。
運行ダイヤについて
全農号は、4076レ(八戸18:07→㋵→百済貨物ターミナル駅17:22着)のダイヤでやってきています。
また、当面は月2度の運行となりますが、将来的には2024年度より週1回の運行を目指したい、としています。