2023年8月下旬頃から、南海電車の一部駅において駅名標が時刻表表記の部分へ掲げられ、2つ並ぶ事態となっています。
この動き、どうも吊り下げ式駅名標をやめて立体型へ変わるのではないか…というファンからの意見が見られます。
レイアウト変更
変更があったのは天下茶屋駅。駅名標が2つ並んでるのは明らかに浮いてますね…
何やら掲示があったので見てみると、「時刻表はQRコードから読んで見て欲しい」とのアナウンスでした。
時刻表を省略して空いたスペースに駅名標を埋め込み、その流れで吊り下げ式駅名標を撤去するのでしょうか…
1番線はまだ時刻表が残されていて、時刻表・路線図が挟み込まれていたインフォメーションボードだったことが伺えます。
天下茶屋の他、岸和田や堺でも同様の姿を確認しています。
進むQR化
昨今、駅の時刻表撤去の流れはJR西日本や名古屋市営地下鉄などでも実施されていて、南海もそれに続く形となりました。
時刻表の掲示コストは数百万円もかかるようで、ある種必然の流れと言えるかもしれません。
特にJR西日本のものは、各駅の時刻表へすらリンクしない最悪なUIコスト削減ぶりを見せていますが、今回の南海のものはちゃんと各駅へのリンクが掲載されており、まだ良心的といえるでしょう。
JR西日本のQRコードは一旦トップページへ飛ばし、そこから各駅のリンクを辿っていくものとなっています。使い勝手悪い…
【QRコード掲載に切り替えた事業者】
・JR西日本(2019~)
・JR東海(2021.3~)
・名古屋市営地下鉄(2023.8~)
・あおなみ線
・JR東日本
・西武鉄道(2022~)
・南海電鉄(2023.9?~)