近鉄の大阪側にいるとたまに見る「区間準急/大和朝倉」の文字。
大和朝倉ってどこ…?と一瞬頭によぎりながら過ごされている近鉄ユーザーの方も少なくないのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、「大和」とあるから奈良県にあるのはわかるものの、折り返し駅になるようなすごい駅なのかなと妙にワクワクしていました。
今回、所用でそちらに出かけることがあったので、大和朝倉駅がどんな駅なのかを見てきました。
急行停車駅
大和朝倉駅は折返し駅ということもあるのか(?)、急行も停車します。
大阪からは急行が一番早く到着するので、上本町から急行に乗り大和朝倉駅へ向かいます。
大和朝倉駅に到着!
乗ってきた急行電車とお別れ。駅を出ると周囲を山に囲まれていますね……あ、あれ…
大和朝倉駅は2面4線のホームがあり、駅自体は予想通り比較的大きかったんですが…、
駅前はご覧の通り、ややのんびりとした風景が広がっています。この辺はちょっと思ってたのと違いました。
ここに戸建住宅の集合地である「朝倉台」があり、ベッドタウンの一つといった趣きです。
駅入り口は近鉄らしい佇まい。
最近近鉄の駅でよく見る「立体的に見える駅看板」がここでも導入されています。
撮影地として
駅構内は非常に急カーブで、内側線を特急がかっ飛ばしていきました
撮影スポットとしては、大阪方面行きの電車がゆるくカーブしてくるところを撮影できます。
駅先端よりも真ん中あたりの方がいい感じに写ります。
まとめ
ということで、「大きい駅」という予想は当たっていたものの、「すごい駅」かどうかはちょっと微妙な感じの駅でした…。
大和朝倉行きは2018年に新規設定された行先で、わざわざ方向幕を新調したほど。それまで「榛原」「名張」行きだった準急が殆どこの「大和朝倉」へ振替られています。
ちなみに、大和朝倉行きの電車はY線で折り返すわけではなく、駅到着後の折返し時に本線上をまたいで上本町行きの本線へと復帰していきます。
列車間隔が少ない区間だから出来る芸当ですが、ここまでして朝倉行きをわざわざ設定した理由がちょっと気になりますね…