JR西日本は、新しく開業する大阪駅地下ホームへの線路切替工事に関連して、2023年2月12日の終日、特急「はるか」「くろしお」を運休すると発表しました。
この内「はるか」は全区間が運休となりますが、「くろしお」は天王寺での折り返し運転を行うようです。
特急列車の運転休止日時・区間
(1) 日時:2023 年 2 月 12 日(日)終日
(2) 区間:①「はるか」 野洲・草津・京都~関西空港の全区間・全列車
②「くろしお」 京都・新大阪~天王寺間の全列車 ※天王寺折返しとし、和歌山方面は運転出典:西日本旅客鉄道株式会社 1)
「くろしお|天王寺」の方向幕やLED発車標や、天王寺駅阪和線ホームからの風景を見ることができそうです。
初めて?
元々、特急「くろしお」は天王寺から和歌山・白浜方面へと発着する特急電車でしたが、1989年に阪和線と関西本線を繋ぐショートカットが完成したことで、新大阪・京都方面へ直通するようになった経緯があります。
おそらく現行車両(283系・287系・289系)が突発的な運用変更を除いて天王寺止めになるのは初めての事例ではないでしょうか。
阪和線の天王寺駅ホームは、その歴史的な経緯から私鉄らしいターミナル然とした雰囲気を持つホームです。
おそらくは普段使用していない1・2番線あたりへ入るものと思われますが、この雄大なホームから多様な「くろしお」号を望めるのはちょっぴり特別感がありますね。
関連リンク
参考文献
- 西日本旅客鉄道株式会社「~ 大阪駅(うめきたエリア)開業に向けて~線路切換工事に伴う特急列車の運転休止・道路交通規制(通行止め)について」、2022年12月9日