【近鉄】廃車される両数を公示。今年度は一般車15両が廃車に

【近鉄】廃車される両数を公示。今年度は一般車15両が廃車に

以前お伝えした近鉄の値上げですが、それに関連した国土交通省の資料において廃車となり置き換えられる車両数が公示されているようです。

(情報提供:zattap様

・輸送人キロは、新型コロナウイルス感染症の影響が残る令和3年度と比較すると回復傾向と推計。
・車両数は、老朽車両の廃止(特急車両△16 両・一般車両△15 両(R4)、一般車両△4 両(R7))、新型車両の導入(一般車両+40両(R6))により、全体として増加(1,904 両(R3)→1,909 両(R7))

出典:国土交通省 1)

 

廃車は15両

出典:近畿日本鉄道 2)

内訳は次の通りです。

【2022年度(令和4年)】
特急車両:16両
一般車両:15両

【2025年度(令和7年)】
一般車両:4両

以前もお伝えしたように、2024年(令和6年)には新型車両40両が追加され、この時点で全体としては5両増車した状態になる模様です。

以前の資料では令和6年度に40両、令和7年度に40両とされていましたが、この当時よりは投入ペースが落ち込む感じでしょうか…。

 

何が廃車に?

特急車両の廃車は、昨年に引退した12200系「スナックカー」でしょうか。

今年度は既にNS39編成・NS51編成(それぞれ4両編成、合計8両)が廃車となっていることから、残り4連x2編成が対象になると思われます。

問題は一般車両の方。近鉄の一般車両は経年を迎えている電車がかなり多く、どの形式が対象となるのかは未知数です。

2022年11月18日には、西大寺検車区所属の8400系B16編成(3両・田原本線車両)と明星検車区所属の1000系T06編成(3両)が、22日にはT07編成(3両)がそれぞれ廃車となっています。

この廃車の充足のため、大阪線所属の2430系G36・G39編成が明星検車区へ転属しています。

ここまでで合計9両が廃車となっており、先程の資料から見ると残る廃車本数は6両となります。3両編成x2本と仮定すると、このどちらかの同一形式に白羽の矢が立つでしょうか。

今年度中に15両ということは、残り3ヶ月ちょっとで一般車も何かしらの動きがあるものと推測されます。

 

関連リンク

近鉄、超未来型の新車を2024年秋に投入!【これはすごい】

参考文献

  1. 国土交通省「近畿日本鉄道株式会社における運賃改定申請について(運輸審議会ご説明資料)
  2. 近畿日本鉄道「2024年秋 新型一般車両を導入します

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