近鉄の五位堂検修車庫内にて、2024年秋から導入予定の新型通勤型車両がお披露目…ではなく、既存車両への塗装試験?を行っている様子が確認されています。
対象となっているのは1254系の1254F×2連で、前面部がレッドとグレーブラックに塗り分けられているようです。
ま、まさか
側面の塗り分けはこんな感じ。
何故かヘッドライトや種別灯はステッカー?のようなもので覆われており、既に剥がれかけていました。
出典:近畿日本鉄道 1)
まぎれもなく、新型車両と同じ塗り分けですね。
新型車両は、4両編成10本をまず奈良線、京都線、橿原線、天理線へ投入します。
過去には京阪でも、塗装変更時に2600系を用いた試験塗装を行っていたことがありましたが、今回の塗装変更も同様の趣旨なのでしょうか。
尚、近鉄は製造から30年を超えた車両について大規模リニューアルを実施することも以前発表しています。
当時の発表では
・ 車内内装の一新
・ 手すり・優先座席の増設
・ ディスプレイ型車内案内表示器の設置
が挙げられていましたが……
ま、まさか旧来車両も試験塗装ではなく実際にこの色へするための布石だったりして…?
関連リンク
参考文献
- 近畿日本鉄道「2024年秋 新型一般車両を導入します」
- 近畿日本鉄道「運賃改定の申請について(補足説明資料)」2022年4月15日