以前お伝えした、西信貴鋼索線(ケーブルカー)の落雷による運休。
8月6日に被災して以来、現在でも復旧の目処が立っていないようです。
ケーブルカーは現在どうなっているのか、巻き上げ機が故障したとされる頂上側の状況を見てきました。
虫まみれ
ケーブルの巻取り機ということで、やってきたのは頂上側にある高安山駅。
券売機には運休中のお詫び札が掲示されています。
それにしても夏の山は虫が多い…!!
駅に着くまで羽虫が10匹ぐらいまとわりついて非常に鬱陶しかったです。やつらは何を楽しみに生きてるんだ
動いてる…?
そんな西信貴鋼索線。
頂上側にいたのは青色の「コ8号車」でしたが……あれ、動いてる…?
…とおもいきや、少しいったところでストップしていました。
何らかの試験走行を行っているのでしょうか
5分ほどして再び高安山駅に帰ってきました。
全く走れないというほどの重篤な症状ではなく、動けはするようです。
今回故障したとされる巻き上げ機部分。 厳密にはこの中側に装置がありますが、駅外のアングルからでは見えず。
リリースによると「営業運転できる状態まで復旧していない」とのことですが、もう少し調整が必要なのでしょうか…。
ちなみに高安山駅には、 近鉄の社用車がやってきていました。復旧作業お疲れ様です…。
【被災の概要】
・8月6日11時44分頃、落雷で高安山駅にあるケーブル巻上装置の電気設備が故障
・係員が点検したものの復旧せず、全線で運転見合わせ
・7日以降も点検しているものの復旧できず
・11日にケーブル巻上装置の制御器基盤を取り替え修繕を試みるものの、未だ営業運転は出来ず
・22日から「当面の間」運休と発表