名古屋市交通局は、2022年8月1日をもって「市営交通100周年」を迎えることから、昨年度から2023年度にかけて市営交通100周年記念事業「市営交通100年祭」を実施しています。
現在まで大小様々なイベントを実施していますが、今回その目玉とも言える「東山線・名城線(名港線)の現役車両を開業当初の黄色い電車(黄電)」へラッピングして復刻するとの発表がありました!
こいつはすごい。
ラッピング電車とその内容
東山線
対象車両:5050形?(5177の車番が見えます)
運行期間:2022年8月1日~2023年1月22日
モチーフとするデザイン:初代車両100形
東山線は東部区間(上社~藤が丘)において地上を走っていることから、目立つ黄色のボディは撮影映えしそうですね。
名城線・名港線
対象車両:2000形(2134の車番が見えます)
運行期間:2022年8月8日~2023年1月29日
モチーフとするデザイン:初代車両1000形
東山線と違って名城線は全線が地下、更にホームドアが整備されているので非常に撮影しづらいですね…。
名城線・名港線車両の方がやや遅れて竣工しますが、期間的にはどちらも同じく5ヶ月程度となります。
CFはイマイチな結果に
実は、今回のこのアツいラッピングでの復刻イベントはクラウドファンディングで募集をかけており、目標金額が1700万円となっていました。
ところが蓋を開けてみると、結果的には15%程度の253万円しか集まりませんでした。
イベント内容はすごく良いのですが、ややPRが不足していた印象があります。私も今回この記事を書くまでクラウドファンディングをやっていたこと自体知りませんでした。
あらかじめ「目標金額に届かなくても本プロジェクトに活用し、交通局の予算と合わせて実現させる」と事前に案内があったので混乱などはないと思われますが、ちょっぴり残念な結果に終わってしまいましたね。
関連リンク
参考文献
- Dream news「市営交通100年祭 令和4年8月1日、いよいよ市営交通100周年を迎えます! ~黄電の運行や記念ドニチエコきっぷ・グッズの発売、お誕生日会を実施~」名古屋市交通局 広報広聴課)