JR北海道は、2021年度における四半期報告書、および2022年度の目標設定についての資料を公開しました。
その中で、3Q(10-12月の間)においてH100形気動車の観光列車化改造を行うことを発表しています。
北海道庁も協力
該当部分がこちら。
3Q H100形気動車の観光列車化改造(4両)
出典:JR北海道 1)
と書かれているのがおわかりになるかと思います。
上段の2Q(7-9月)にH100形気動車の導入(8両)と書かれていることから、素直に受け取ればこのうち4両を観光列車に改造する…と読み取れますが、既存車両の改造という可能性もありそうですね。
また、北海道庁の予算案でも以下のように書かれています。
鉄道活性化協議会を通じたオール北海道による各種施策の実施や鉄道車両の快適性・利便性の向上を図ることを目的とした観光列車等の導入への支援(R4~R5:普通列車各4両)など、更なる鉄道の利用促進に向けた取組を展開する
出典:北海道庁 2)
おそらくは、今回のH100形観光列車のことを指しているものと推測されます。
2022年度の予算に6億2800万円、2021年度予算に10億2800万円が計上されており、この中から補助されるものとみられます。
H100形は神戸の川崎車両で行われていることから、観光列車化したH100形の甲種輸送風景がもしかすると見れるかもしれません。
「2両ワンマン電車」も
この他、以前書いた「2両ワンマン電車の導入」も明記されています。
導入本数は3Qに4両、4Qに10両とかなり大掛かりなものとなりそうですね。
以前書いた時の皆さんの予想では、室蘭本線の室蘭~苫小牧間が有力ではないかという声が目立っていましたが、果たしてどこになるのでしょうか…。
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