本日1月21日は、レイル・マガジン最新の453号発売日です! と同時に、読者の皆様に謹んで本誌の刊行形態変更のお知らせがございます。リンク先鉄道ホビダス内の告知文、および本誌掲載の文面をご参照ください。 https://t.co/gctu2FSbON
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) January 21, 2022
ネコ・パブリッシングは、発行している鉄道趣味雑誌「レイル・マガジン」(RM)の定期刊行を、1月21日発売の453号を以て終了すると発表しました。
今後は不定期刊行物のムック本として移行するとしています。
これまでに何度か非公式から「定期刊行を終了する」というリークはありましたが、本日をもって公式側から正式に発表された形となりました。
雑誌がまた一つ
レイル・マガジンは1983年創刊。当初は月刊誌としてスタートし、35年余りに及ぶ歴史の中で鉄道ファンに親しまれてきました。
また、1995年には鉄道模型の専門誌として「RM MODELS」を、2002年には鉄道玩具の専門誌「鉄おも!」を分離するなど、様々な派生雑誌を生み出してきました。
しかし2020年9月19日の445号から隔月刊に移行、徐々に縮小傾向にありました。
J-CASTニュースの取材によると、「紙とウェブのスピードにギャップがあった」ことを理由にあげています。
ムック化後の第1号は「貨物列車特集」だそうで、2022年5月に発売予定です。
情報化の流れ
鉄道の情報はいまやWeb発信が第一。
2nd-trainさんなどのニュースサイトや、Odapediaさんのような会社ごとに絞り込み、ニッチで良質な情報を発信する鉄道サイト・ブログも増えてきました。
名門雑誌の休刊・隔月刊化などが行われる今、時代の変わり目にいるのかもしれませんね。
関連リンク
参考文献
ネコ・パブリッシング「【書店様・読者の皆様へ】『レイル・マガジン』刊行形態変更のお知らせ」、2022年1月21日
Yahoo!ニュース「鉄道趣味誌「レイル・マガジン」が定期刊行終了 紙媒体の売上減…「ウェブとスピードにギャップ」」、2022年1月21日