「マルコに恋して」、紙本出版に対する3つの問題点

「マルコに恋して」、紙本出版に対する3つの問題点

28日に出版開始した当時は、ドキドキして夜も眠れない(実話)ほどに緊張してたんですが、おかげさまで好調な滑り出しを見せている、電子書籍「マルコに恋して」。Amazonのランキングで28日以来1位をキープし続けています。

で、好調は好調なんですが、こういう声もよく聞くようになりました。

 

紙版がほしい

そう、電子でなく紙版が欲しい」という声。

 

 

当初は全然乗り気じゃなかったんですが、こうやって声をいただくと「ちょっとやってみようかな?」と考えちゃいますよね。笑

ただ、紙の本には問題が何点があります。

 

 

紙の本を出す3つの問題点

1.コスト

とにかくまずはこれ。コストが掛かり過ぎる。

よく同人誌即売会なんかに行くと、通称「薄い本」が1000~2000円程度で売られていたりするんですが、あれはあそこまで値を上げないと元が取れないんですね。

「マルコに恋して」も、紙の本にすると171ページあるそうなのですが、おそらく171ページの本を出すには1700円~2000円程度で売らないと元がとれない。

電子書籍は730円で販売(注:7日まで630円で先行限定販売)していますが、この値段が実現できたのも、やっぱり電子だからこそなんです。

 

また製作コストの他、同人誌即売会なら人件費もかかる上に一般人やシニア層、キッズな鉄道ファンには目に触れにくく、更に入場料が必要だったり会場案内が不親切であったりと出展料・人件費がかさむ割にはコスパが悪いのが難点です。

 

2.売り先がない

同人誌即売会は金銭的コスト・時間的コストもかかるので避けたい。特に時間的コストは個人的にすごく苦手なので、それを短縮できるのなら多少金銭的コストを積み上げてもいいのです。

ですが、それを満たしてくれる…要は販売を請け負ってくれる場所が少ないのです。

旭屋書店や書泉は、個人の本でも結構委託販売を請け負ってくれるものなのでしょうかねぇ…?

 

3.カラーで出せない

1のコストの部分と重なりますが、「マルコに恋して」は、作中でも路線カラーやカラーイラストなどをふんだんに盛り込むなど、基本的にカラー環境での閲覧を推奨しています。

ですが、紙の本は原則的に白黒です。もしくはカラーにするとコストがめちゃくちゃ跳ね上がる…なんてこともあるようなので、そこが解決しないと先に進みません。

もしやるとすれば、カラー紙の為にコストをかけるか、モノクロ環境の為に内容そのものを書き直す必要があります。

 

 

とはいえ、やる気はあります

要はこれら問題さえなんとかなれば、私としても全然やる気はあります。

紙より電子の方が、つくり手としては有利な状況が続いているものの、やはりインターネットに触れないシニア層や、ネット決済の手段が脆弱なキッズ層などには、まだまだ紙は有力です。

特に後進の大阪市営地下鉄ファンを作るためにも、キッズ層へはなんとかして読めるようにしたいと考えています。

 



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