https://twitter.com/207GMP/status/851955273178779648
このツイートをした時、RT後に遠回しに嫌味を言われて以来あまりよい印象を持っていないのですが、同人誌即売会ってなんであんな重いカタログを買わされるのでしょうか。しかもめちゃくちゃ見にくい。
イベント参加費という意味では理解していますが、それならチケットでよくないですか?
ただでさえ大きく広い見本市展示場を、あれだけ重いカタログを持って回らされるのは、ちょっと非効率的だなぁと感じました。
出典:<https://www.aoboo.jp/neo/item/p0067.html>
あとは、事前に参加サークルを確認するためのマップも見づらすぎる。
素直にJpeg画像1枚を貼って貰ったほうが、スマホで確認もさっと出来ますし、よっぽどユーザービリティが良いですよ。
これはイベントによりけりなのかもしれませんが、私が参加した「こみっくトレジャー」は、とにかく見づらすぎました。
ライトなユーザーは参加しにくい
…ややこしいなぁ
●同人サークルと同人誌に対価があることの成り立ちと歴史の話 – Togetterまとめ https://t.co/2n0VA21oLR
— Osaka-Subway.com (@OsakaSubwaycom) May 11, 2017
この記事を書くにあたって少し調べていたのですが、同人誌即売会というのは、本来かなり内向きなイベントなんですね。
こういうのを見て「同人誌文化には独特なものがある」というのは理解しますが、「初見さん・ライトユーザーが参加しにくい文化」があると参加者が増えないので、出展側としてはわざわざ出展料を支払うメリットが見いだせず、どうも敬遠してしまいがちです。
今回、私が書籍「マルコに恋して」を普遍的な同人誌でなくAmazon Kindleにて発売したのは、こういった初見さんが入りにくい文化を憂慮したからです。
私としては、より幅広いジャンルや年齢層に売って、見てもらいたかったのです。
大阪市営地下鉄が好きだっただけの私に、~系とか~検車場とかを教えてくれ、目をキラキラさせながらずっと読みふけったのは、地元の書店に並んでいた、石本隆一氏の「大阪の地下鉄」でしたから。
「同人誌文化にはちょっと抵抗があっても、鉄道に興味がある」という人は必ずいる。
こういった「初見さんが入りにくい同人誌文化」がなくならない限りは、これからもKindleなどの電子書籍、あるいは紙の本であったとしても書店さんにて販売していこうと考えています。