まぁ、やっぱりそうなりますよね…
JR新大阪駅と難波を結び、関西空港へのアクセス鉄道となる新線「なにわ筋線」の開業に合わせ、南海電気鉄道が、新型の空港特急を導入する。いまの空港特急「ラピート」が構造上、地下を走行できないためで、具体的なデザインなどは今後検討していくという。遠北光彦(あちきたてるひこ)社長が朝日新聞の取材で明らかにした。
出典:朝日新聞『あの顔では無理なので…なにわ筋線に新型ラピート投入へ』<https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000003-asahi-soci>2017年8月2日閲覧
京成のように大型の隧道を掘って通れるようにするのかなぁ…などと考えていたラピートですが、そうではなく通常の隧道で掘削を進めるようで、やはり50000系車両は直通用には使えず、という結論のようです。
となると、地下線直通用に前面に貫通扉を備えた車両が登場する模様ですね。小田急60000系MSEのような、ラピートに代わる新しい南海のイメージリーダーになるような車両を期待したいところです…!!
また、記事中では「新型ラピート」と書かれていますが、後継の梅田直通特急に「ラピート」の名がつくかどうかは不透明です。
50000系はどうなる?
これまでの南海特急の前例から踏まえると、
・引き続き、難波-関空用の特急ラピートとして運行される
・難波-和歌山間の本線特急用に転属
・高野線特急に転属される
・泉北ライナーに転属
・廃車
のどれかになりそうです。
南海電鉄の車両は比較的物持ちが良いので、2031年の開業時点で車齢にして30年。廃車にしては少し新しめになるので、廃車の線は薄そうですが……果たしてどうなるのでしょうか