京阪バスさんが「京都駅〜京阪七条駅〜梅小路」の「ステーションループバス」を運行されていますが、本日から4両電気バスを導入されることになり、セレモニーにお招き頂きました。このバスは全て中国のBYD社製。中国のEV車両進出には目を見張るものがあります。日本企業の奮起を期待しています。(誠) pic.twitter.com/gSS04wi01Q
— 前原誠司 (@Maehara2016) December 22, 2021
京阪ホールディングスは、京阪七条駅からJR京都駅までを直通している「ステーションループバス」の全4車両を、今日から中国BYD社の電気バスに置き換えたと発表しました。
プレスリリースでは「路線バスの一路線全ての車両を電動化するのは日本で初めて」とアピールしていることからもそれが伺えます。
京阪バス株式会社(本社:京都府京都市、社長:鈴木一也)、関西電力株式会社(本店:大阪府大阪市、社長:森本 孝)、ビーワイディージャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:劉 学亮)の3社は、2021年2月に電気バス導入に係る協定を締結し、電気バス運行に係る課題及び最適充電等についての研究も含め、2026年度まで実証実験を行います。
この度、その第一ステップとして、京都駅と京阪電車七条駅及び梅小路を結ぶ路線バス「ステーションループバス」の全車両(4両)を12月22日(水)より電動化し、電気バスの運行を開始します。(整備などにより通常のバス車両での運行となる場合がございます。)
なお、複数台で運行する路線バスの一路線全ての車両を電動化するのは日本で初めてです出典:京阪バス『脱炭素社会の実現に向けて12月22日(水)から「電気バス」を運行開始』
すなわち、これまで同路線で運用されていた京阪特急カラーバスの撤退も意味します。
エレガントバス
京阪特急色のバスは2020年7月に登場。文字通り京阪8000系「エレガントサルーン」と同じ色を纏っており、非常に目立つ存在でした。車番は洛南営業所所属のW-3017、W-3018(PDG-KR234J2)の2つです。
初日となった今日は報道陣向けの臨時貸切バスとして動いていたようですが、明日以降はどうなってしまうのでしょうか…。
色はそのまま他の路線を担当するのか、はたまた一般の京阪バスカラーに戻されて復帰するのか…。もしも剥がされてしまうのでしたら、少し残念ですね。
関連リンク
参考文献
京阪バス『脱炭素社会の実現に向けて12月22日(水)から「電気バス」を運行開始』