JR東日本は、コロナウィルスの影響による利用状況を踏まえ、東北新幹線・秋田新幹線の列車編成・ダイヤを一部変更すると発表しました。
概ね列車の運休がメインとなっていますが、その中の一部になんと「はやぶさ号を7両編成で運転する」という項目があり、注目されています。
実施期間は2021年11月8日から「当面の間」としています。
変更内容
全体的な変更な内容は上図の通り。運休列車は6列車になります。
この影響を受けて、こまち6号(E6系)とはやぶさ40号(所定E5系)は単独での運転となります。
E6系は本来E5系と連結して盛岡~東京間を運行しますが、東北新幹線内を単独運転するのはかなり珍しく、車両故障時に単独運転した際にわざわざ鉄道ファン誌のトピックになる程です。
そして…
グランクラスなしのはやぶさ
特に注目されるのが、冒頭でも書いたように、はやぶさ15号を7両編成で運転するという点。グランクラスなしのはやぶさの運転は初めてのことではないでしょうか。
これはE5系のグランクラス車を抜くわけではなく、E6系に「はやぶさ」運用を担当させる説が濃厚です。
本来のはやぶさ15号は、はやぶさ6号(東京10:04発)の到着列車(東京9:47着)が折り返しで運用を担当します。しかし、今回のダイヤでその「はやぶさ6号」が運休、E6系のこまち6号のみが運転されます。
すなわち、E6系が臨時で「はやぶさ」として単独運転の任に就き、折返し仙台まで運転させる…という説の裏付けになっています。
関連リンク
参考文献
JR東日本「東北・秋田新幹線の今後の運転計画について」