2019年から、2年にわたってお伝えしてきた嵐電北野白梅町駅の工事。
2021年春にリニューアル工事が完成したので、このレポートもいよいよ最後となりました。
ようやく取材に行くことが出来たので、その顛末を御覧下さい。
駅の様子
完成した嵐電 北野白梅町駅。当初計画にはなかった、観光案内所兼待合室が追加されました。
駅内部。バリアフリーに配慮したホームですね。
取り付けられた発車標。LCDディスプレイタイプです。時計の部分のクセが強いw
こちらは以前付けられていた旧発車標。行灯式のシンプルなものでしたが、到着時刻付きのものになりました
今回のリニューアルで、新しくバスも通るようになりました。こちらもバスロケが取り付けられています。
ビフォーアフター
これまではコンクリ造のどっしりとしたターミナル駅といった佇まいでしたが…
リニューアルで、軽快な新駅に生まれ変わりました。
リニューアル前はボロボロだった駅舎も…
なんということでしょう。モダンなデザインへと生まれ変わり、バス停も併設されました。
踏切あたりでの新旧比較。複線だった駅は単線に切り替わり、バス用地増設とホーム部分の増床に充てられるように。
駅端での比較。線路が単線になった代わりに、ホームは2両が直列で進入出来るように変更されています。その関係でホーム長が長くなりました。
現地と完成イメージ図との比較。
当初は母屋となる部分はなかったようですが、2020年12月、新たに追加されました。
まとめ
まるまる2年かけて行われた北野白梅町駅のリニューアル。鉄道プレスでは定期的に取材して逐次お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
もはや、あの暗く重厚な駅舎も懐かしい限りです。
2年間通い続けた北野白梅町は、私にとっても思い入れのある駅になりました。よくもまぁ大阪から毎度毎度通ったものだと我ながらその行動力に苦笑いしてしまいます。笑
西大路通を北上して北野白梅町駅を見た後、北大路通り経由で京都二郎(ラーメン店)に行くのが定番だったんですが、今後しばらくはここを通ることもなさそうです。
現在は閑散としていますが、インバウンド観光客が復活した折にはまた利用客が増えることでしょう。