現在、川崎重工内にて227系顔をした両運転台の車両が製造されている、という目撃ツイートが上がっています。
で、なんと鉄道総研のサイトにそれらしき写真が掲載されているようなのです。
両運転台の新車?
それがこちら。
確かに227系の顔をしていますし、奥の方もドア・乗務員用ドアが見えることから両運転台の車両のようですね。
こちらは科学的に分析したサーモ図で、車両全景がはっきりと見えます。このイメージを見る限り、やはり両運転台の車両のようですね。
窓枠や方向幕穴を見るに、どことなく姫新線で活躍しているキハ122形っぽい感じです。
置き換え?
これが気動車であるのなら、JR西日本管内に未だ多く配置されているキハ40形が、電車であるのなら下関所属の123系の置き換えが考えられます。
本数的には前者の方が圧倒的に数が多いことから、当サイトでは新型気動車でないか…と踏んでいます。
【当サイトの予想】
本命:キハ40形置き換え用気動車
対抗:123系など両運転台電車の置き換え用
大穴:鉄道総研の試験用車両(U@Techのような)
件の文献には「エンジンはり」があるので、電車ではない事は確定です。
なお、動的条件を考慮した荷重試験で、許容値越えの測定点が複数あったとの事で、そのままの状態で実車にする事は考えものです…。https://t.co/Zs9oTvPoXI https://t.co/WQ2P8dKMjz— 彩葉 (@iloha_train) May 15, 2021
彩葉さんからご指摘を受けたのですが、文献内に「エンジン吊りばり」という言及があることから、気動車やハイブリッド車両などのようです。
少なくとも従来の「電車」ではないようですね。
今年中には出てくるでしょうか、楽しみですね。
注意
川重構内を横切る道路は公道です。「撮影禁止」には法的根拠がなく、川崎重工側からのお願いに留まります。
現在ファン内で「構内を撮影してはならない」というコンセンサスが形成されており、それを背景に一部ファン同士で圧力をかけるような言動も見られますが、あくまでそれは鉄道ファン側が自主規制という形で守っているもの、という点には留意が必要です。
参考文献
公益財団法人鉄道総合技術研究所『鉄道総研報告 2020年12月号 第34巻 第12号』