京都鉄道博物館は、これまで宮原支所にて留置されていた展望客車「マイテ49-2」を、京都鉄道博物館にて保存すると発表しました!
今年7月に「オヤ31」と共に京都鉄道博物館へやってきており、返却されたオヤ31とは対照的にこのマイテ49は同所の扇形車庫にて留置されていたことから、保存に期待の声が上がっていました。
嬉しい反面…
マイテ49-2は、戦前の1938年に展望席付きの「一等車」として製造され、1961年まで活躍しました。
その後は除籍され、大阪・弁天町の「交通科学博物館」に展示されていたのですが、民営化時になんと車籍が復活して走れるようになりました。
名車の京都鉄道博物館での保存は喜ばしいですが、一方で除籍(現役引退)されるということにもなりそうですね。
7月26日早朝に宮原から京都までをDD51牽引で輸送されましたが、これが最後の本線走行となるのでしょうか。
尚、正式な日付は鉄道開業150周年を迎える2022年10月14日付けとなるようなので、除籍されるとすればこの日をもって…ということになりますでしょうか。
京都鉄道博物館では、保存入りを記念した収蔵お披露目式典を現在計画中とのこと。楽しみですね。
関連リンク
参考文献
京都鉄道博物館「鉄道開業 150 周年記念企画展「鉄道いろいろいろは展~150 年の歴史を彩った鉄道のあゆみ~」