小田急電鉄は、2021年の設備投資計画を発表しました。
それによりますと投資額は254億円で、新型車両である5000形を4編成増備、および1000形2編成のリニューアルに着手するとしています。
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、お客さまに安心、便利、快適に小田急線をご利用いただくため、2021年度、鉄道事業における総額254億円の設備投資を実施します(中略)
今年度も5000形車両の増備による通勤環境のさらなる改善を進めるとともに、中央林間駅の改良を推進するなど「サービスの向上」を図ります。また、ホームドア設置によるホーム上の安全対策、法面改修や耐震補強による自然災害への対応など「安全対策の強化」を重点に設備投資を実施します。
出典:https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001xaly-att/o5oaa1000001xam5.pdf
5059Fまでが登場?
5000形は現在第6編成(5056F)までが竣工しており、今年度は5057F~5059Fまでが登場するものと思われます。
尚、この内5057Fについては日本車輌から甲種輸送が実施されているようで、2021年度の予算にこの編成が計上されているか否かで60Fが登場するかどうかが変わってきます。
少なくとも、今年度で5000形は9編成が出揃うことになりそうです。
その他の投資計画
当サイトで説明できる範囲でざっくりと話すと、以下の通りです。
・5000形を4編成増備
・1000形を2編成リニューアル
・中央林間駅に東口改札を2021年秋頃新設
・ホームドアの設置:2021年度は新宿駅(8・9番ホーム)、登戸駅(3・4番ホーム)
2022年度は町田駅、相模大野駅、海老名駅、本厚木駅、中央林間駅、大和駅
詳しくは小田急電鉄専門サイト「Odapediaさん」で解説がありますので、そちらを御覧下さい
関連リンク
参考文献
小田急電鉄『2021年度 鉄道事業設備投資計画』2021年4月28日