2017年から運行を開始する「トワイライトエクスプレス瑞風」ですが、なんと車両形式が「イ」とのこと。
「イ」とはすなわち、一等車を示します。
大阪駅に定期列車で一等車が走るのは、1960年6月1日の東海道本線電車特急化のダイヤ改正時以来、実に57年ぶりのことと推測されます。
このトワイライトエクスプレス瑞風。形式が「キサイネ」とのことですが、順を追って説明すると
キ…気動車(軽油で走る)
サ…付随車(動力がついていない、転がるだけの車両)
イ…一等車
ネ…寝台車
ということになります。ディーゼルなんですね…(驚)
付番方法
JRの車両形式の符番方法には、この他
<等級>
ロ…二等車
ハ…三等車<車両の形態>
ク…制御車(運転台がついている)
モ…電動車(モーター)
ニ…荷物車
ユ…郵便車
シ…食堂車
テ…展望車
JRにおける車両形式符番の法則として、「イ…一等車」「ロ…二等車(グリーン車)」「ハ…三等車(普通車両)」がありますが、これまで上位の座席であるグリーン車ですら「ロ」、つまり2等車扱いでした。
JR九州のななつ星もそうですが、ここ最近真の一等車の称号である「イ」が復活する例が増えてきています。
こういうの、なんだかワクワクしますね。笑